建設中　外観

施主様の長年の夢を適えるため、平尾台に別荘を建てるプロジェクトです。
同時にこのプロジェクトは通常の工法のようにプレカットした柱や梁を使わない実験的構法です。
ランバー材を釘着して「重ね柱」や「重ね梁」などの軸材を造る新構法です。
接着材を使わないためシックハウスがないほか、板状のランバー材を使うため間伐材と成長材を組み合わせたハイブリッド材も簡単に造れます。
使い道のない低品質材と高品質材を組み合わせることが可能で資源を無駄なく使います。
また、ほぞやほぞ穴加工などの熟練技が必要ありません。
セルフビルドに適する構法なので施主が一人で建設中です。
　　

重ね柱
120X40mmのランバー材を三枚重ねしています。

重ね梁
柱と同様です。

継ぎ手
特殊な技能がなくても継ぎ手を造ることが出来ます。

コーナー部分
継ぎ手と同様です。